似顔絵の仕事とは

 「人の幸せを形にする仕事」のひとつだと考えています。対面の即興のものも、たくさんの写真とお話を伺って描く似顔絵、どちらもそうです。

「似顔絵」は誰かのプライベートや大切なものを見せていただいて、お話いただかないとできない仕事です。毎回、「この人なら、いいかな」そう思ってご依頼いただけたことが本当にうれしいです。

 お客様には、以前から私を知っている方、はじましての方もいらっしゃいます。人様にプライベートをお見せしたり、自分を見せて「表現される」っていうのは、≪嬉しいと恐怖≫が共存する、とってもドキドキする作業なのではないでしょうか。

 だからこそ、精一杯今一番できる最大限でお応えできるよう努力いたします。「自分てこう見えているんだ」と突きつけられるような部分もあるから、絶対に本人より悪く見えるようには、私は絶対に描きません。やっぱり技術が上手くたって嫌なものは嫌です。私は。

 今まで、お金を払ったもの、似顔絵大会や、勉強会で描かれたを含めて合計300枚以上の自分の似顔絵がありました。でも引越しを機に手元に残した数枚の似顔絵です。その似顔絵は、

『その時の自分よりちょっと良く描かれていて、なおかつ雰囲気が似てる』

ものでした。たぶんこの手元に残した似顔絵が、「私が目指している似顔絵のテーマ」なのかなと、感じています。

 今は怒涛のイベント連休が過ぎて、母の日、父の日と、ギフトのご依頼や、名刺の似顔絵で新たなスタートをされる方のお手伝いをさせていただく中、たくさんの写真と向き合います。モデルの方に想いを馳せて、描きます。

 ときどき感情移入をしすぎて、泣いてしまうこともあります。ちょっと早く天国へ旅立っていってしまったお父さんを入れて記念の似顔絵を描いた時には特に。私自身のお父さんが早く亡くなってしまったので、そうなってしまうのかもしれません。

 この寄り添う気持ちはきっと、見えなくても絵から感じ取っていただけると、信じています。毎日こういう作業をしていると、時々疲れてしまうことも、もちろんあるけれど、お客様の「ありがとう!」の言葉がまた次への活力になっています。だから、どうか受け取ったら感想を聞かせてくださいね。お手柔らかに(笑)

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